心に不調があらわれる精神疾患には様々な種類のものがありますが、自律神経失調症も多くの人を悩ませるポピュラーな精神疾患の一つです。
自律神経失調症の症状と原因とは
自律神経失調症の原因についてですが、自律神経の機能が低下して交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに出来なくなり、バランスが乱れることで発症します。
原因につながる要因は日常生活の中にたくさん潜んでいます。ホルモンバランスが乱れやすい女性の場合は、生理前のPMSや閉経前の更年期障害の症状の一環としてあらわれることも多いです。
人によってあらわれる症状が異なるというのが特徴的で、イライラや躁鬱混合状態や情緒不安定や気分の落ち込みで感情のコントロールが出来なくなってしまう人もいますし、頭痛や首痛、歯痛、眼精疲労、肩こり、冷え、痺れ、神経痛、むくみなど血流障害の不調が出る人もいます。
下痢や腹痛、吐き気、胃痛で食欲が落ちて脱水症状や栄養失調、貧血に陥るケースもありますし、他の精神疾患を併発させるリスクとも隣り合わせです。
どんな影響がでる?
仕事や学校生活などへの影響についてですが、集中力や思考力・判断力、情報処理能力、危機管理能力、学習能力などが低下して本来の実力・パフォーマンスを発揮できない。
睡眠の質が低下し日中はボーっとして注意散漫になりミスを連発させてしまう。
食欲不振に陥るとエネルギー不足によるパワーダウンでアクティブに動き回れなくなる。
ひどい疲労感や耐えられない倦怠感が常につきまとい心が休まらないなどがあります。
自律神経失調症と上手く付き合っていくために
一度きりの人生を自律神経失調症に振り回されて棒に振るのはもったいないです。自律神経失調症を自覚していて生きにくさ・辛さ・不安を感じているなら、早めに心療内科・精神科の診療科目があるクリニックへ行き、医師に今抱えている悩みを相談すべきです。
相談するだけでも心の中に溜まっていた鬱憤を晴らすことが出来てスッキリしますし、心理カウンセラーやドクターにアドバイスをもらうことが安心につながります。
睡眠剤、ホルモン剤、抗うつ剤、精神安定剤などによる薬物療法で対処すれば体も心も楽になりますし、自分自身と向き合う良いきっかけにもなるはずです。
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